五目並べとは？

五目並べ（ごもくならべ）は、2人で対戦するボードゲームの一種です。碁盤（ごばん）を使って、縦・横・斜めのいずれかの方向に、自分の石を5つ並べた方が勝ちというシンプルなルールが特徴です。

使用するもの

• 碁盤: 一般的には縦横15×15のマス目が描かれた盤を使いますが、大きさは自由です。
• 黒石と白石: 2種類の色の石を使用します。先手が黒石、後手が白石です。

ルール

1. 石を置く順番

ゲームは2人で行い、黒石を持つ先手から始めます。順番に、自分の石を碁盤の交点に置いていきます。

2. 勝利条件

自分の石を縦・横・斜めのどれかの方向に5つ連続で並べたら勝利です。6つ以上並べることも可能ですが、5つ目が揃った時点で勝ちです。

3. 引き分け

お互いに5つ連続で石を並べられない場合、盤上が石で埋まると引き分けになります。

これで五目並べの基本的なルールは理解できたと思います。次は実際にプレイして、戦略を試してみてください！

禁じ手とは？

五目並べでは、特に先手（黒石）が有利になりがちなため、ゲームのバランスを保つために「禁じ手」と呼ばれるルールが適用されることがあります。これにより、先手の戦略を制限し、より対等なゲーム展開が期待できます。

主な禁じ手

禁じ手は主に**黒石（先手）**に適用され、白石（後手）には適用されません。以下が代表的な禁じ手です。

1. 長連（ちょうれん）禁止

黒石が6つ以上の石を一列に並べることが禁止されています。通常は5つ並べれば勝利ですが、6つ以上並べてしまうと無効となります。ただし、白石にはこのルールは適用されません。

2. 三三（さんさん）禁止

1手で同時に2つの「三」を作ることが禁止されています。「三」とは、縦・横・斜めのいずれかで3つの石が連続した状態を指します。三三を作ることで勝利に近づきやすいため、この戦略は黒石には禁じられています。

3. 四四（しし）禁止

三三と同様に、1手で2つの「四」を作ることも禁止されています。こちらも先手の優位を防ぐためのルールです。

まとめ

禁じ手は五目並べの戦略に深みを与え、先手の有利を抑制するために重要な役割を果たしています。大会や対戦ではこれらのルールをしっかり理解しておくことが大切です。これで禁じ手のルールがわかったら、ぜひ対戦で試してみてください！